梨山茶
産地は、台中縣和平郷梨山村で、海抜1700~2400mの急勾配な茶畑から採取されます。台湾産高山茶の中でも最高峰の海抜地帯で栽培されているので、香りを聞くと、山の気を凝縮したかのようなフルーティーで甘い香りとコクのある味が堪能できます。
冬の梨山は、寒さの中で滋養成分を蓄えているため、飲むと身体が温まり、何煎か飲んでいると、まるで森林浴をしているかのようにとても癒されます。後味は桃や梨のような少しフルーティーさが特徴です。
山路を遙々、梨山の中腹を越えると、そこは別世界! 雲の影が茶畑を悠々と横切り、悠然と佇む 姿に、天の府(みやこ)を感じました。 お茶からも山の気が伝わります。梨山にいたる中横公路は九二一地震(1999年)により封鎖されており、霧社支線、宜蘭支線、或は、花蓮からしか進入できません。
台北から花蓮を経由して、梨山入りを試みたことがありますが、道路が片側単車線の場所も多く、かれこれ海抜2500m地帯の福寿山農場の隣あたりに着くまでに車で8時間という時間を費やしてしまいました
。山路をはるばる梨山の中腹を越えると、そこは別世界でした。雲の影が茶畑を悠々と横切り、その風景を一望できるトロッコの前には、どこか別の世界を思わせる山々が連なっています。
梨山に連座し対応するかのような山脈の一部に整然と切り開かれた新興の茶園。それが、「梨山天府茶」の産地です。 天の府(みやこ)と名づけられるだけあって、悠久と流れるときが止まってしまったかのような不思議な感覚さえします。
こんなタイプの方にお勧めです |
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寒がり |
冷え性 |
便秘気味 |
暑がり |
暑くても汗が出にくい |
夏でもよく熱いものを好む |