東京にお住まいのT様からメールをいただきました。
『【感想と感謝】
メッセージ本文:
香音様
いつもお世話になり、ありがとうございます。
先ほどお茶を2種類お願いしました。
お目にかかった事のない最高級の凍頂烏龍茶、サンプルで頂いた瑞里村梅山茶もとても気に入ったので、楽しみです。
茶通さんのお茶はどれを飲んでも全てため息が出てしまう美味しさです。
お茶を口にした瞬間の香りと柔らかさが特にたまりません!
全身マイナスイオンに覆われて、身体の隅々、脳細胞の隙間の汚れまで浄められて、
深い安らぎと安堵感に満たされ溜まった疲れが何処かへ飛んでしまいます。
ゆったりとしていて、時間が経つのが長く感じられます。
苦心してお茶を作られた方々にもいつも感謝しております。
片手間に飲むお茶ではないので、飲む前に心の準備が必要です。
上手く表現できませんが、祈りとか瞑想に入る前みたいです。
私の願いですが、そのうちお茶会をして頂き、台湾茶の色々飲み比べやお話等伺えたらと思います。
(無理なお願いだったらごめんなさい。)
茶通さんと知り合えて心から良かったです。
これからも宜しくお願いします。
返信は不要です。』
T様、素敵な感想を誠にありがとうございました。
関東でお茶会を開いてほしいというご要望が多いので、計画を立てたいと考えています。(^^)
その際はどうぞよろしくお願い申し上げます。
太和村樟樹湖/焙煎
苦味と渋みを控えめににした事で、逆に苦味と渋みの存在感が浮きぼりになりますね
ここでコクをも少しだけ控えめにコントロールされてて絶妙なバランスが立ち現れて、こんな手が有ったのかと
ケレン味が排除された核心だけの強さが、それもさり気なく迫って来ますね、茶葉本来の特性と見事な焙煎の技術で
参りました、としか言えませんね、今更ながら梅山郷の奥深さに驚かされっぱなしです。
まだ味覚の戻らないままの感想ですが、感謝です、有難うございました
凍頂烏龍茶 、こんな風味の物が地上に降りて来たのが不思議です、きっとこれには仙女が力添えをしているのではないかと思えるぐらいな茶葉ですね。ミルクチョコレートを思わせるようなその香り、渋み苦味も抑えるようにコントロールされていて・・・・などと言語での説明も遥かに及ばない程の完成度、仙界から降りて来たとしか思えないようなその風味、超えると言う事の答えが結実したような茶葉、味わってしまうと他の茶葉でも、まるで白湯のような感じになってしまい少し時間を置かないといけないような衝撃的な展開です。いつか梅山郷からもこれと並ぶ茶葉が出て来て欲しいものです。本当にこんな茶葉に出会わせて頂けたのが幸せです、山道様有り難う御座いました。
寺田様
高山茶と呼ばれるお茶は、様々な定義がございますが、当店では海抜500m以上、そして烏龍茶である青心烏龍品種でできているお茶を定義しています。
高山茶として次の四つを厳選し買い付け取り揃えております。
・梨山茶
・杉林渓高山茶
・梅山高山茶
・凍頂烏龍茶
わずかに茶区が異なれば全くその表情を変えてしまう梅山高山茶をはじめ、最高峰の海抜となる梨山茶、凍頂烏龍茶の更なる高海抜を目指した杉林渓高山茶。
そして、寺田様からお褒めに預かった凍頂烏龍茶と、四品、それぞれにこだわりと着眼点がございます。
今年の凍頂烏龍茶は、茶師・廖塘華師の渾身の焙煎による会心の出来栄えだったと思います。
その中でも、頭等賞受賞茶は、番号入りの頭等賞作品で、もはや芸術品とも呼べる味わいに酔いしれていただき、光栄であります。
茶葉の説明で書いていないのですが、このように本質となるお茶の輪郭を形成するキーワードをテースティングを通じて辿りつくことができるというのも、お茶を通じてのコミュニケーションという想いをもつ「茶通」としてはとても嬉しい限りであります。
・天-天候
・人-茶師
・地-滋養
三つの要素が一つに調ったときに最高の逸品は出来上がるものです。凍頂烏龍茶にとても素敵なコメントをくださいまして、御礼申し上げます。
今後の励みに益々、良い茶葉を厳選して皆様にお届けしたいです。
山道帰一拜